栽培履歴 2010


2010年産 ヒノヒカリ 栽培履歴
NO
作業月日
作業種
使用肥料農薬
作 業
面積等
10e当り
使用量
備       考
@
種子は毎年更新しています。(JAにて毎年、原種を購入)10e当り2.5`×作付面積で購入しています
A
4月25日 種子消毒 60℃のお湯  40`  2.3` 温湯殺菌なので、農薬は使いません。
60℃のお湯で10分間の浸漬処理
(農薬で消毒する場合は殺菌剤と殺虫剤の2つを使用します。)
B
5月4日 種まき 育苗用赤土くん炭入
みのりエース3号
(無農薬)
 270箱  90` くん炭と化成肥料入りの育苗土に種を播き、30日ほどかけ苗を育てます。丈夫な苗が育つよう種は薄播きにしています。
肥料成分量・・・窒素4%・リン酸4%・カリ4
殺菌剤入りの育苗土も販売されています。
C
5月22・29日
6月4・5日
元肥散布 有機入りBB220  158a  40` 稲を育てる上で大切な肥料です。
肥料成分量・・・窒素10%・リン酸15%・カリ12
D
5月29日
6月5日
苗運び
病害虫防除剤散布
ブイゲット
プリンス粒剤
 270箱  850c 1回目の農薬使用・・・田植前に苗箱に1箱当り50c散布。8月上旬頃までは薬効があります。
E 5月30日
6月5・6日
田植  158a  17箱 病害虫に強い丈夫な稲になるよう、疎植にし、風通がよくなるようにしています。
F
6月7・14日 除草剤散布 オークス1`粒剤  158a  1` 2回目の農薬使用・・・田んぼ全体に 除草剤を散布。同じ除草剤を連続して使用すると、農薬に対する耐性が雑草に出来るそうです。
※6月15日以降農薬は使用していません。(当地域の慣行栽培では7月から9月にかけ2〜3回の農薬散布を行います。
G 7月上旬 調節肥 硫安  30e  5〜8` 生育の遅れている30eほどに施肥。元肥散布のムラ直しと株数確保のために使用します。
H 8月
1・4・5日
穂肥 有機入り14号  158a  20`  穂の成長を助けます。散布時期で穂の長さが決まります。散布時期を逃さないようにしなければなりません。
肥料成分量・・・窒素14%・リン酸3%・カリ12
I
8月31日
9月1・2日
調節肥 粒状1.75
過リン酸石灰
 158a  20`  倒伏防止と食味を向上させます。
肥料成分量・・・窒素0.0%・リン酸17.5%・カリ0.0%

J
10月2・6日
7・10・13日
稲刈り  158a 稲ワラは全て切断し田んぼに還元しています。今年の稲は病害虫の影響も殆ど無く綺麗でした。稲に一番被害を及ぼす害虫「トビイロウンカ」をわずかですが確認。稲に影響はありませんでした。
K
10月 3・7日
9・11・23日
籾摺り 生育前半は長雨で生育は遅れ気味、後半天気が続いたおかげで生育も回復、収量は先ず先ずでした。生育後半の猛暑の影響で高温障害が心配されましたが影響は殆どありませんでした。品質・味とも上々です。


減農薬栽培に取り組んでいます。
大分県宇佐市安心院町下毛1719
           河野 博信
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