栽培履歴 2010


2010年産 ひとめぼれ 栽培履歴
NO
作業月日
作業種
使用肥料農薬
作 業
面積等
10e当り
使用量
備       考
@
種子は毎年更新しています。(JAにて毎年、原種を購入)10e当り2.5`×作付面積で購入しています
A
4月10日 種子消毒 60℃のお湯  10`  2.5` 温湯殺菌なので、農薬は使いません。
60℃のお湯で10分間の浸漬処理
(農薬で消毒する場合は殺菌剤と殺虫剤の2つを使用します。)
B
4月18日 種まき 育苗用赤土くん炭入
みのりエース3号
(無農薬)
 70箱  90` くん炭と化成肥料入りの育苗土に種を播き、30日ほどかけ苗を育てます。丈夫な苗が育つよう種は薄播きにしています。
肥料成分量・・・窒素4%・リン酸4%・カリ4
殺菌剤入りの育苗土も販売されています。
C
5月16日 元肥散布 苦土入り高度化成052  34a  40`   稲を育てる上で大切な肥料です。
肥料成分量・・・窒素10%・リン酸15%・カリ12
D
5月22日 苗運び
病害虫防除剤散布
ブイゲットプリンス粒剤  62箱  900c 1回目の農薬使用・・・田植前日に苗箱に病害虫防除剤を1箱当り50c散布。8月初旬頃までは薬効があるようです。
E 5月23日 田植  34a  18箱 病害虫に強い丈夫な稲になるよう、疎植にし、風通がよくなるようにしています。
F
5月28日 除草剤散布 オークス1`粒剤  34a  1` 2回目の農薬使用・・・田んぼ全体に 除草剤を散布。同じ農薬を連続して使用すると農薬に対する耐性が雑草に出来るそうです。
G
7月15日 殺菌剤散布 オリブライト粒剤  34a  1`  3回目の農薬散・・・いもち病に良く効く殺菌剤です。今年は早稲品種に葉イチ病が多発したそうです。我家の、ひとめぼれにも葉イモチ病が発生しました。稲にとって一番やっかいな病気です。放置しておくと収量は半分以下になると思います。
※7月16日以降農薬は使用していません。(当地域の慣行栽培では7月から9月にかけ2〜3回の農薬散布を行います。)
H
7月
19・20日
穂肥 NK化成2号  34a  20`  穂の成長を助けます。散布時期で穂の長さが決まります。散布時期を逃さないようにしなければなりません。
肥料成分量・・・窒素16%・リン酸 0%・カリ16
I
8月 7日 調節肥 粒状1.75過リン酸石灰  34a  20`  倒伏防止と食味を向上させます。
肥料成分量・・・窒素0.0%・リン酸17.5%・カリ0.0%
J
9月4・11日 稲刈り     34a 稲ワラは全て切断し田んぼに還元しています。毎年、穂イモチ病が見られるのですが今年の穂は大変綺麗でした。
K
9月
5・12・.13日
籾摺り    生育前半は長雨と葉イモチ病の発生、後半は猛暑と青虫の多発による食害と色々ありましたが、天気が続いたおかげで生育も回復、収量は先ず先ずでした。猛暑の影響で高温障害による乳白米が少し見られますが品質・味とも上々です。


減農薬栽培に取り組んでいます。
大分県宇佐市安心院町下毛1719
           河野 博信
TEL  携帯 090-9571-7447
     自宅 050-3608-3166
メール
かわの農園ブログ